• Chiaki Sato

【スタッフブログ③】”かっこいい”推す理由なんてそれで十分

”WinRed”


みなさんの目には彼はどう映っているんでしょうか。

私には最初”バカ”が真っ先に入ってきました。


彼との出会いは6/26(水)でした。

その日は私の初出勤にして、初ファンミ体験になりました。

ただその日のことは正直記憶にございません()

Gorouさんが山田◯介にしか見えず

そもそも何をしたらいいのか、この人たちは誰なんだから始まりました。


翌日から当たりまえのようにRushのゲーミングハウスと言われているベースへ行き、

ご飯の時間になるとれっどさんがご飯をよそってくれました。

多分ここが初会話だった気がします。


WinRed「あっあの、、、ご飯、あの、これくらいでいいですか?」

私「あっ全然大丈夫です!ありがとうございます」


これを会話と呼ぶにはあまりにもテンポも中身もなく、わざわざご飯や箸を用意してくれてるのはいい子だなと思いましたが


『なんでこんなに怯えてんのwww』


と謎の罪悪感ととっつきにくさが私を襲いました。

まあ実際コミュ障なので致し方なしなんですが。。。

この会話が良くも悪くも私の中のWinRedの株を少しばかり下げたのは間違い無いでしょう。


”WinRedは人間味のあるところを見たことない。”

いいえ、なんならメンバー1で純情でまっすぐでお人好しのばかです。

でも実際れっどさんはプレイしてるか過去にやっていたRush Hourで見せるおばかキャラ以外はあまり知らないと言う人も多いのではないでしょうか。

見たことないと言われるのも納得。

あまり感情を表に出すタイプではないし、自分の過去は鉛筆をおって先生に怒られたくらいのトークしかないです。

そしてゲーム面でもそれは変わらず前シーズン苦戦を強いられた彼はそこでも弱音はほとんど吐かなかったそうです。

フランケンシュタイン感が強まりますね、もはやフランケンシュタイン。

だから私は最初この人は本当にばかなんだなーと心配しました。

この心配が無用だったと気付かされるのはBo4シーズン最後の日本代表最強決定戦での試合です。


自分がバカなのかと錯覚するほどの語彙力のなさを痛感しました。

出る言葉は「えぐい」、「やばい」。

本当に日本人の若者の日本語力の低下を垣間見た気がします。

ちなみに私はこの時、まあ現在もですが、正確なルールと言うのは一切知りません。

bot撃ちもままならない一スタッフが見ても彼はすごいと思わせたのです。


直前まで何も知らない私は周りの「今作レッドは・・」と言う言葉やれっどさんに向けられた心配な目を見てきました。

私ですら今作ダメなのかーなんて無責任な感情を持ちました。

ただあの日ステージにたったWinRedはそんなの一切気にさせないプレイを私含め観客に魅せつけてきました。

結果は負けたけど私の中で今までとのギャップがすごすぎていわゆる”推し”になったのはこの日だったと思います。


「バカだから」

レッドさんのよさを語る時私は必ず「バカだから」と言います。

普通に聞くと悪い意味だしこれじゃあWinRedファンに批判されそうなのでちゃんと説明します。


一度みなさん考えてほしいです。


WinRedがどれほどの犠牲を払ってここまできてるのかを。

他のゲーマーの方達には将来があります。

大学通うのもいい。自分の言語能力を活かすのもいい。

ただ、こと”れっどさん”に関してはそれが無いんです。

小学3年生の時に初めてCoDを触ってそこから暗黒の黒歴史を経て(本人ツイッター参照)、お母さんを泣かせた中2。

彼は親を泣かせちゃダメだと一切の友達との縁を切ったそうです。

そこから家にいるとお母さんが安心してくれるから、ただそれだけの理由でCoDに打ち込んでのめり込んで行きました。

他の進路も中学生ならまだまだ選びたい放題の時期に、です。ただここがWinRedのすごいところで彼自身は犠牲にしたなんて思ってないんです。


私が中学生の頃は「きっと他にいい選択肢が。。。」、「将来どうしよう」なんて思いがたくさん頭の中に解決することなく回ってました。

きっと普通のかたはそう考えるでしょう。

でもだから、彼はバカだからこそ他の選択肢を考えもせず真っ直ぐにCoDに向き合えたんです。


この話を聞いた時私は『あーこの人には敵わないな』と心の底から思いました。


一生かけても何度生まれ直しても私はきっと彼のようには歩めない。

それがわかってからはもう早かったです。

私の中のWinRedはかつて私が読み漁ったアインシュタインと同列の扱いになりました。

彼のようになれないのであれば彼を応援するしかないなとなりました。

一言も弱音を吐かず、ただ好きだから、強くなりたいというその純粋な気持ちでプレイしてる彼を応援していると不思議と私も頑張ろうって思えてきてサポートする側なのにいつの間にかいろんなものを、きっかけを、もらったと思います。





唯一の弱音

そんなれっどさんが私が見てきた中で唯一弱音を吐いたことがありました。

私がBo4シーズンのドキュメンタリーインタビューを撮った時期です。

オフシーズン中に彼が放ったのは次シーズンへの意気込みとBo4シーズンでの後悔でした。WW2でXbox時代から一緒に世界を目指してきたGreedZzの余儀なくされた戦線離脱。

多分どのメンバーよりも苦しかったはずです。

それでも「一番辛いのは本人だから。悲しくても辛くてもぐりの分まで頑張らなきゃ。」

そう思いながら彼はBo4シーズンに向かいます。

それだけでも彼には十分すぎたと思います。

なのにそこに加えて彼にはこのシーズンには不向きだという現実が目の前に立ちはだかります。

やればやるほど追い詰められ、好きだったはずのCoDは自分の足かせになり、王者と言われてきたRushはどんどん負け、多分何十回何百回と自分を責めたんだと思います。


次の意気込みを聞いた時彼は「俺がRushを勝たせなきゃ。次シーズン勝たせなきゃRushがなくなっちゃいそう」とまで言いました。(これ秘密なんだった)

弱音を吐いたことが無いんじゃ無い。

弱音を吐くことでチームの士気が下がるのを彼は痛いほど知っているから言えなかったのかなと私は自己解釈してます。

ここまでのものをまだ20歳の子が背負っているのだと思ったら世の中残業とか桜を見る会とかどうでもよくなります。


BO4シーズン最後の日本代表最強決定戦。


私がラフォーレの準備をしている間にどれだけの葛藤と一緒に夜を過ごしてきたんだろうと思うと何もできない自分が本当にウザくなりました。

どこまで無力なんだろうと。

でも彼を支えたのはファンの”Redは最強”の一言でした。

彼がこの重荷から抜け出すにはたったこれだけでよかったのです。

彼がWW2まで築いてきた自信、それがどんどん崩れていって、それでもファンの声があれば彼はどんな状況に立ってても”最強”になれるんです。


Rushは文字通り”ファンと一緒に戦ってる”んだなと思わされた瞬間でした。


終わりに

今シーズン、GreedZzさんが復活し、メンバーみんなが「今作のれっどはやばい」と言います。

私個人としてはGreedZzさんとのコンビが在職してる間に見れるのがめちゃくちゃ嬉しいのですが、多分彼自身が、GreedZzだけにならず一年間を通してみんなを信頼して成長したのかなと母親目線で見てます。

Bo4シーズン少しでもロスターだったメンバー全員にインタビューするとみんな口を揃えて「れっどが幸せだったらいい」、「れっどには自由にして欲しい」、「れっどと世界にいく」と言います。


彼がこれまで築いてきたものは圧倒的なキャラコンでも、人気でもなく、人望だったんだなと思います。


今は「Rushを勝たせなきゃ」じゃなく「みんなで勝ちに行く」といっているれっどさんも然り、他のメンバーも口には出さなくてもBo4の辛さをわかってそれ込みでみんなれっどさん推しなんだなと思い、WinRed推しの私情しか持ち込まないスタッフは少し誇らしい気持ちになりました。



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