Dallasの感想、考察 by Nami
CoD WWII 初の世界大会、CWL Dallasの感想・考察を自分なりに書いていこうかなと思います。 まず自分は、CoDの世界大会自体を生配信中に見るのは初めてです。 IWのときから世界大会の動画などは見ていましたが、こうやってリアルタイムで大会を観戦することは時間がなくて全然できませんでした。 なので、今回は生配信で見ることの良さも含めてで書いていこうと思います。 感想 今回の大会は3日間行われ、自分がリアルタイムで見れた最終日の試合についての面白かった試合をピックアップしての感想を書こうとかなと思います。 1)今回の大会でまず注目した試合は、OG vs Splyceの1回目の試合です ↓参照動画 この試合でまず何がすごかったかというと、同時視聴者数が10万人を超えたというところが一番です。 やはりOpTicの人気は凄まじく、3日目のすべての試合の平均視聴者数の1.5倍以上視聴者がいたと思います。 これは何といってもOpTicがどれだけ人気かつ期待されているのかが受け取れますね。 そして、試合内容もかなり面白かったです。 今回のルールはBo5(Battle of 5)といって3ポイント先取のeSportsの基本ルールなのですが、接戦試合の連続+5試合目まで続くものすごく見ごたえのある試合でした。 結果はOpTicの勝利で終わりましたが、どのルールでも参考になるシーンとみてるこちらも興奮するような好プレイがたくさん出てきました。 2)次に行われた、tK vs OpTicの試合もかなり面白い試合でした ↓参照動画 この試合でまず何が印象に残ったかといいますと、OpTicに負けないくらいのtKの応援する人の多さでした。 tKは今作になってからかなり目立つようになり、ファンや応援してくれる人がかなり増え、試合中はOpTicのファンと同じくらいの声援が飛び交っていました。 そして一番すごいと思ったのは、OpTicの声援と同じ声援を受けていたことです。 結果的にtKが3-0でストレート勝ちでしたが、最後の3マップ目では「Let’s go OpTic!!」というOGの声援と「Let’s go tK!!」というtKの声援が重なって聞こえたのがすごかったです。 自分はもちろんOGを応援してたので結果としては残念でしたが、前作の大会との違いやブーストなしになり実力がかなり伸びたチームが知れて、今後の大会もいろいろな視点から見れそうです。 3) Splyce vs tKの決勝戦です ↓ 参照動画 この試合も接戦試合の連続で5マップまで続く見ごたえのある試合でした。 やはり決勝だけあって見てるこちらもかなりの緊張感がありました。 それだけDallasという世界大会のすごさと選手のすごさがかなり感じられたと思います。 リアルタイム生放送の観戦でここまでの緊張感とわくわく感が沸いたので、これを実際に見に行ったらどれほどのものなのかすごく興味が持てました。 放送を見ている最中、興奮しすぎて「うわぁー」とか「おしい!」とか「ナイス!」などのいろいろなぼやきが出てしまいました。 結果はtKが接戦を制して勝ちましたが、本当に最後まで勝敗のわからない見ごたえのある試合でした。 4)最後に 今回のDallasは自分の応援していたOpTicが負けてしまい残念な気持ちと、いろいろなことを学ばせてもらったりどのチームが強いのかなどの情報収集になりました。 これからの世界大会も自分のためになることがたくさんあるので、見逃さないようにしないとですね。 これからeSportsを始めたいと思っている方はまずやってみるのも大事ですが、こうやってCoDトップの世界大会を一度ちゃんと見てからやり始めるとモチベMAX・知識も少々な状態で始められると思うのでぜひ一度拝見してみてください。 eSportsをやっている人も自分たちのやっているルールで実際にここまでの規模の大会が行われているのちゃんと知っておくために、一度も見たことがない方やあまり見ない方も絶対に見ることをお勧めしますよ。 自分たちのためになるし、自分がどうなりたいかの確認にもなると思います。ちなみに自分は実際に生で見てみたいと思いました。 そして今回3位で終わってしまったOGは、元々個々の能力が高く連携以上に個人スキルで戦うチームだと思うので今回の敗北は今まで以上にOGが変わるきっかけになるんじゃないかと思います。 次の大会で、OGがどれだけ変わるのかが個人的にはかなり楽しみです。 考察 今回の大会を見て、実際にeSportsをプレイしている立場での見解で自分の思ったことを書いていこうと思います。 まず決勝戦まで残ったtK、それからSplyceについてです。 ・この2チームは何がすごかったか SMG2人の開拓力・判断力の高さです。 tKでのSMGはKenny選手とTheory選手、SplyceでのSMGはBance選手とJurd選手です。 お互いのチームに安定かつ突破力のあるSMGがそろっているので、 ・HardPointならポイントの中や前線。 ・S&DならARとの連携力の高さや判断力。 ・CTFなら突破力の高さと前線キープ。 そして敵のリスポーン位置で潜伏してのいやらしいキルの数々と正直自分はまねできないレベルのすごさでした。 ・自分なりのちょっとした考察 これは個人的な意見ではありますが、 今作のeSportsではSMGの実力でかなりの差がつくと思っています 。 SMGのキルというのは、全線でキルすればその分敵の前線を下げられます。 ただしARのキルというのは基本ポイントの後ろにいることが多いのでどれだけキルしても前線は上がらず、結局は競合状態が続くことが多くなってしまいます。 なので今作のSMGは一見簡単そうに見えてかなりハイレベルな立ち回りと撃ち合いが求められていると思います。 ・プロの立ち回りのすごいところ キルすればいいというわけではなく、次のポイントのリスをちゃんと取れるようにリスを反転させないレベルで押さないといけません。 なのでリスをちゃんと把握して味方のARがちゃんとリス固定・シフト・強ポでのポイントカバーなどの役割をこなせるように考えて立ち回るようにしましょう。 プロたちはリスポンの位置を完全に把握してるので、 自分たちの湧かせたい位置に敵をリスポーンさせています 。 なのでいきなりSMGが裏を取りにいって、 強制的に次のポイントから遠い場所に湧かせている場面 が度々あります。 ・ハイレベルな立ち回り・撃ち合い さすがすぎると思ったことがAR、SMGの連携力でした。 ARで自分から前にでて前線を上げる行為は、ゴリ押しと言われても仕方ないくらい難しいことです。 今回の大会でOGのCrim選手が完全にそれでした。 撃ち合い自体で負けているシーンは、他のARと比べてかなり少なかったと思います。 特にすごかったシーンはOG vs Enigma6の試合です。 ↓参照動画 4マップ目のSainte MarieのHPの試合で、2週目の地点にて11連続キルのスーパープレイを見せていました。 結果的にARを担いでそのまま次の地点にシフトしていたのにただただ唖然としていましたね。 ARではCrim選手が頭一つ抜けていたと思います。 ・海外のプロはエイム以上に連携がすごい 海外プロたちのエイム力はそこまで差がないと思っています。 どの選手もすごいエイム力があるからこそプロで活躍しているわけですからね。 考え方やチームの連携面で差がつくのが海外のプロの試合 です。 決勝まで進んだ2チームはとにかく連携力がすごかったです。 特に参考になったのはSplyceのほうです。 サーチが特にすごく、チームメンバーのやりたいこと、やってほしいことがお互いにちゃんとわかっているようでした。 例としては、OG vs SplyceのSemifinalの試合でのS&D4ラウンド目の動きです。 ↓参考動画 ・注目ポイント 攻め側のSplyceはBのポイントに4人全員で攻めて、AR2人が初動から防衛に来たOGの2人を倒していました。 そのあと、センター自体が敵に取られているのを予想してSMGを前に出してうまく有利なポジションから3人目も倒していました。 サーチでの初動を事前に話し合い、見る位置を被らないようにさせたお手本のプレイが出ました。 7ラウンド目の防衛では、逆にOGがBに4人全員で攻めてきたときにARとSRの2人で外周の頭だしと手前の細道から出てくる敵を分担して同時に倒していました。 外周をSRに倒されたことにより、残ったOGの2人は簡単に顔を出せずにその場で停滞してしまいました。 これは今までのラウンドとOGのBに来る確率の高さからしたSplyceのB防衛の陣形だと思います。 ・海外プロのS&Dは一味違う S&Dはとにかく、 いろいろな攻め・防衛のパターンを考え、様々な戦況に対応していく のがかなり大事なことです。 地上戦はブーストありと違い移動の遅さやキャラクターコントロールがかなり限定され2人目、3人目を上手く捌くことが難しいので、味方との連携力がかなり重要になってくると思います。 決勝の試合は誰かが1人で孤立していることが少なく、味方が1人捌いてすぐにカバーがくるというのが連続して起きていたので、キルログもお互いの選手が1人ずつ並ぶことがかなりみられたと思います。 プロの開幕初動の位置もすごく興味深かったです。 一方向に人数をかけて前に出るのか、それぞれ別の方向に一人ずつ行き敵を待ち伏せるのかなどの様々な読みあいが行われていました。 こういったプロが 実際にやった初動で成功していたのを真似してみるのもいいこと だと思います。 ・今回よく試合で使われたマップ 試合で行われるマップは事前に対戦チーム同士でやりたくないマップをバンして決めていました。 なので当然ながら、人気マップや不人気マップがかなり分かれていました。 今回一番選ばれるのが多かったのは、Forestという雪マップとLondonという近距離の撃ち合いが多いマップでした。 このように プロの意見がeSportsのルールに反映されることが結構ある ので今回あまり選ばれなかったマップが、もしかしたらこれからの変更で消されたりどこかのマップが追加されたりするかもしれないので少し気にしてみてもいいかもしれませんね。 海外のプロの試合はただ見るだけでなく、これからの自分たちのプレイに反映させる こうやっていろいろなことを考え、プロの大会を見て自分のスキルアップや知識アップに役立てるのはかなり重要なことだと思います。 もちろん楽しんでみるのが一番いいと思いますが。 こうやって大会を見てすごくうまいと思った選手がいたら、その人の配信やプレイを見返して参考にするのもいいと思います。 CoD eSportsの原点は海外で、なおかつCoDのNo1のプレイが見れるのでとにかくたくさん見て、学んで、楽しんでみてください。
CoD WWII 初の世界大会、CWL Dallasの感想・考察を自分なりに書いていこうかなと思います。 まず自分は、CoDの世界大会自体を生配信中に見るのは初めてです。 IWのときから世界大会の動画などは見ていましたが、こうやってリアルタイムで大会を観戦することは時間がな...